本文へジャンプ
生きる力を育てる
ご協力者
高度な金型技術を持つ大学
岐阜大学金型創成技術センター
授業を実施させていただきました
大垣商業高等学校
本事業はキリン福祉財団から助成を受けています
キリン福祉財団
もくじ
枠組みイメージ
QRコード
授業のねらい
わたしたちの思い
体験・参加型のキャリア教育を通して、大学・企業など社会との接点を広げ、社会で生きていくために必要な力、自立能力、チャレンジ精神を育てることで、職業観や起業家マインドを醸成することであります。そして、子どもたちが地場産業を知り、得意を知ることによって、自身の進路を考え地域社会との関わりを深め、将来にわたる地域産業の発展を実現することです。そのため、地域大学の資源(地場産業ものづくり教育ノウハウと施設、大学院生・大学生・教授等)を活かしつつ、商品開発、商品製作、研究などの体験活動を基本教育プログラムとして、地域の高校生に実施していきます。 岐阜大学は岐阜県の地場産業の一つである射出成型金型(プラスチック成型)を大学院生、学部生に研究・実践させています。その体験学習の場で高校生にも学んでもらい、職業観を育み、進路選択の助けとなるよう、得意を見つけるキャリア教育は大事なことであると考えています。そこで、とびだせ!がってん隊は、ものづくりキャリア教育を実施することになりました。大学院生が研究製作したプラスチック製ストラップの金型を参考にして、設計を行い、大学生の協力・指導により、プラスチック製ストラップを作り、ものづくりの楽しさと厳しさを体験します。
link
岐阜大学工学部
大垣商業高等学校
キリン福祉財団
とびだせ!がってん隊
地域の大学が高校生にする地場ものづくりキャリア教育
単元1 ものづくりの基礎 1・2 (2011年12月2日(金)1・2限)
プラスチック製品の基礎の講義の後、デジタル時計のケースを実測して図面を書きました。はじめての授業ということと、プラスチック製品をじっくりと見て図面を書くことに戸惑いがありましたが、次第に真剣にグループごとに取り組んでいきました。
単元2 ものづくりの基礎 3・4 (2012年1月13日(金)1・2限)
前回の授業で描いた図面を3Dソフトで設計していきました。グループごとにフタ部、底部をそれぞれ作っていきました。薄肉化や回転のプログラミングの仕方などの説明を、全体、個別と織り込みながら個々の差を補っていきました。
単元3 プラスチック製品にする 1・2・3 (2012年1月20日(金)1・2限)
立体の和と差のプログラミングが難しく、薄肉化が遅れた生徒がありました。そこでプログラミングのポイントを全体で学習することにしました。そうすると各自工夫しながらできるようになってきて、ユニークな表現で仕上げていきました。キリン福祉財団の千葉さんが訪問されました。授業の最後に、授業の感想とご自身の仕事の経験をお話しいただき、生徒たちは、自分の進路を考えながら深くうなずいていました。
単元4 ストラップを設計する 1・2・3 (2012年1月24日(火)1・2限)
いよいよ、自分で考えたオリジナルストラップを設計するよう課題を与えられました。1時間30分真剣に製作し、最後にプロジェクターを使って発表しました。それぞれ個性的なストラップができました。この授業の様子を岐阜大学に報告し、次年度への発展した取り組みになるように引き続きプログラムを構築していくことになりました。
生徒の作品